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日本教育情報化振興会 会長からのメッセージ


教育のデジタル・トランスフォーメーションを皆さんと共に


 新年、明けましておめでとうございます。昨年は新型コロナの感染拡大で世界中が混乱する1年でした。まだまだ感染の収束が見えず、withコロナのなかで、新たな社会や生活の在り方が模索されています。教育においても、学校の長期に渡る休校措置のなか、多くの教師の努力によって、家庭への映像による授業配信や双方向型のオンライン授業などが行われました。ここで、双方向型のオンライン授業が実施された学校は1割程度、いち早くオンライン授業に切り替えた教育の情報化先進国に比べ、日本の教育の情報化の遅れが顕著になったのも事実です。一人一台PCや高速大容量の通信回線を使った教育の充実や学校と家庭がシームレスに繋がる教育学習環境整備については、2013年の最先端IT国家創造宣言に謳われ、その方向での整備が行われてきたはずでしたが、上述したとおりの現実だったのです。

 しかしながら、これを機に、国のGIGAスクール構想が一気に加速され、一人一台端末は令和の学びのスタンダードとして、多様な子供たちを誰一人取り残すことなく、子供たち一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力を一層確実に育成できる教育ICT環境の実現が図られることになったことは嬉しい限りです。一人一台端末について、不安を持つ教師も多いのですが、私としては、ようやくコンピュータが真に子どもたちの学習の道具として活用される時代がきたという思いです。ご存じの方もおられると思いますが、アップルの創業者であるステーブ・ジョブスは、彼が手掛けたコンピュータMacを「知の自転車:Bicycle for the Mind」と名付けました。人間は自転車を使うと、自分のエネルギーだけでどこまででも走ることができます。自転車は人間にとってその能力を拡張する道具だというのです。そしてコンピュータはこの自転車のように、人間の知を拡張する道具であるべきとの強い思いがあったのです。コンピュータが学校教育へ持ち込まれた当初から、近い将来、子どもたちがコンピュータをランドセルに入れて学校へ通う時代が来ると考えられていました。今ようやくその時代が来たのです。

 さて、一人一台端末をどう活用すればいいのという教師からの質問をよく受けます。でも、こんな時、難しいことを考えなくても、アナログなノートをデジタルなノートに置き換えて見たらどうですかと答えています。文字だけでなく、図や式で子供たちに意見や考えを書かせる場面はたくさんあります。教師は従来のノートと同じ意識で指導すればいいのです。ノートをどう活用するか悩む教師はいないのでは。子供たちにとってタブレットはデジタルなノートなのです。また、拡大、共有、編集等のデジタル機能を使えば、教師の教授活動も今まで以上にやりやすくなるでしょう。互いに理解を深める協同学習の支援ツールとしても役立つのです。ICTは道具です。ICTで学力が上がるのではなく、教師の指導力が重要です。教育技術力が世界トップクラスの日本です。ICT環境整備が整った今こそ、学習の道具としての日常的ICT利活用でもトップを目指したいものです。

 授業や学習の方法のみならず。オンライン化で学校のあり方そのものも大きな変革の時代かもしれません。一人ひとりの学習履歴管理で個別最適化の学習につなげたり、ビッグデータによって学級・学校のマネージメント、地域の教育課題も明らかになる可能性があります。しかしながら、これらはあくまで可能性です。学びのスタンダードとしての取り組みが始まったばかりです。今後、益々この環境を活かす教材コンテンツの開発、先生がこの環境を活かし、新たな教育方法を習得するための教員研修、新しい学校の在り方を探る調査研究など、やるべき課題もまだまだ多くあります。可能性を現実にするために、会員企業はもとより、志ある皆さんとともに新しいデジタル社会にふさわしい教育のデジタル・トランスフォーメーションを進めていきたいと思います。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。

山西 潤一(やまにし じゅんいち)
日本教育情報化振興会 会長

令和3年 正月



 
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日本教育工学協会は、学校教育にかかわる教員・研究者・企業が教育工学研究を通して、広くその成果を共有し、普及啓発活動をもとに、わが国の教育の向上に資するために組織化された団体です。
 
日本教育工学会では「教育工学は人文社会系と理工系並びに人間に関する学問分野を融合した学術的な学問ととらえており、教育工学は時代と共に変化してきておりますが、本会では情報化の進展、発展に力を入れている団体です。