このたび受賞された皆さまに、心よりお祝い申し上げます。

 本年度のICT夢コンテスト2025では、全国各地の学校・教育委員会・地域・企業・大学・NPO等から、200件に及ぶ多くのご応募をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
日々の教育実践や試行錯誤の成果を本コンテストにご応募いただいたことに、心より御礼申し上げます。

 当会主催の「ICT夢コンテスト2025」において、最終審査を実施し、全国から寄せられた応募総数200件の中から、約30の受賞事例が決定しましたので、お知らせいたします。

 本コンテストは、「ICTを活用して次世代を担う子どもを育む」をコンセプトに、学校現場をはじめ、教育委員会、地域、企業、大学、NPO等によるICT活用の実践を対象として、毎年実施している全国規模のコンテストです。

全国の“現場発”による教育DX実践が集結

 2025年度は、授業におけるICT活用にとどまらず、生成AIやメタバース、AR、STEAM教育、特別支援教育、地域連携・地域活性化など、教育DXの「実装フェーズ」を示す多様な実践事例が全国から数多く寄せられました。応募事例は、先進性だけでなく、他の学校や地域でも参考・展開できる普及性の観点も重視し、一次審査・最終審査を経て厳正に選考されています。

先進性や普及性等に優れた実践事例を選出

 最終審査では、ICTを効果的に活用しているか、学びの質や子どもの主体性・協働性の向上につながっているか、モデル事例として広く展開可能かなどの観点から審査を行い、文部科学大臣賞、総務大臣賞をはじめとする各賞の受賞事例が決定しました。

 今回選出された実践事例は、教育DXの先進的な取り組みであると同時に、全国の学校・地域にとって今後の実践のヒントとなる「実装モデル」として高く評価されたものです。

表彰・発信について

 受賞事例は、2026年3月6日(金)~7日(土)に開催予定の「教育DX推進フォーラム」において、表彰式(3月6日)が開催されるほか、「ICT活用実践事例発表会」(3月6日~7日)での受賞者自身による事例発表を予定しています。

 また、優れた実践事例をまとめた冊子「ICT活用実践事例集2025」の制作およびPDFでの公開を通じて、今後、広く全国へ発信していく予定です。

ICT夢コンテストについて

 ICT夢コンテストは、教育におけるICT活用の優良事例を収集・共有することで、教育の情報化を推進し、次世代を担う子どもたちの情報活用能力の育成・向上を目的とした事業です。

本コンテストを通じて、教育とICT、そして社会をつなぐハブとして、教育DXの成果と可能性を引き続き発信してまいります。