目的・狙い
教育ICT課題対策部会は、これまで教育分野で進められてきた教育の情報化や学校ICT化について、本来の目的と実際の学校ICT整備・活用の実状のギャップに関する課題と対策の検討を行い、普及を促す活動を実施しています。
活動概要
教育の情報化の推進についての問題点・課題を洗い出し、その解決策を見いだすため、定例部会内での討議や当会会員および教育関係者を対象としたパネルディスカッションやオンラインセミナーを開催します。
部会独自でのイベント開催のほか、NewEducationExpoや教育の情報化推進フォーラムなどのイベントでも積極的に情報発信を行っています。

最近の活動状況(2024年度下期)
(1) オンラインセミナーイベント開催
当部会主催にて「年次更新の負荷、もう限界!スムーズな運用へ向けた第一歩 ~統合的で持続的な教育データ活用のために」と題し、11月11日(土)に今年度2回目のオンラインセミナーを開催した。国際大学の豊福晋平先生をコーディネーターに、柏市教育委員会の西田先生、奈良市教育委員会の米田先生、那須町教育委員会の星野先生に登壇いただいた。 現場の大きな課題としてIDの運用について大変だということを再認識し、数か月後に迫った年次更新を中心に、成功している事例から学ぶという内容である。当日は、YouTubeLIVEで生配信し、終了後もアーカイブとして年度末まで視聴できるようにした。アンケートで「とてもよかった」「よかった」を合わせて100%の回答も得て、参加者の満足度は高いイべントであった。
(2) 教育DX推進フォーラムでのパネルディスカッション開催
昨年に続き、当部会企画として「これからの学びと教育DXの環境づくり-学習者中心、探究、デジタル・シティズンシップが変えるもの-」と題し、新しい試みとして大江部会長をコーディネーターに、国際大学の豊福先生、印西市教育委員会の松本先生、EduOps研究所の野本代表にご登壇いただき、各自の発表およびその後のパネルディスカッションを展開した。今回は、探究・協働・創造活動への傾斜やメディアリテラシー・学びの社会化への注目に加え、今後の学校経営の在り方、アカウント運用やデータ利活用、ICT支援等の方針にも大きな影響を与えると予想される、GIGAスクール構想による1人1台の学習環境と新しい学習観・授業観について掘り下げた。113名の参加があり盛況であった。
(3) 定例会議開催
10月中旬以降現在までに5回の定例会議を開催した。主に11月に開催したオンラインセミナーや教育DX推進フォーラムでの企画検討を中心に、取り扱うテーマについて討議した。
最近のイベント
《2023年度》
- 6月 New Education expo 2023 TOKYO内セミナー「一歩先行くICT支援×校務支援 ~GIGA時代のICT支援員活用ポイント~」実施
- 9月 1人1台時代のICT支援員 Vol.3/オンラインセミナー「今、みんなが知っておくべきアカウントの重要性 ICT支援員に関わる様々な課題について」実施
- 11月 1人1台時代のICT支援員 Vol.4/オンラインセミナー「ICT支援員が活躍出来る都道府県事業とは?」実施
《2024年度》
- 3月 1人1台時代のICT支援員 Vol.5/2023年度教育の情報化推進フォーラム 内セミナー「教育委員会とICT支援員の好連携 ~小中学校の事例を中心に~ 」実施
- 6月 New Education expo 2024 TOKYO 内セミナー 「GIGAスクール構想第2期で求められるICT支援員の資質・役割」開催
- 11月 オンラインセミナー「年次更新の負荷、もう限界!スムーズな運用へ向けた第一歩 ~統合的で持続的な教育データ活用のために」実施
- 2月 教育DX推進フォーラム内企画セミナー「これからの学びと教育DXの環境づくり-学習者中心、探究、デジタル・シティズンシップが変えるもの-」開催